Gratin dauphinoisとは、フランス南東部リヨン近くのドフィネ地方の郷土料理で、普通のグラタンとは違い、小麦粉を使わないのが特徴だそうです(じゃがいもを水でさらさないことで、とろみをつける)。
使用材料:じゃがいも中3個
にんにく1かけ
生クリーム100cc
シュレッドチーズ100g
塩、胡椒・・・各適量
作業時間:約30分(焼き時間25分)
作業概要:
①耐熱容器ににんにくをこすりつける
②スライスしたじゃがいもを並べたあと、チーズをかける
③②の作業を二層分行った後、塩、胡椒を全体に適量かける
④生クリームを注ぎ、余熱したオーブンで25分焼く
(200℃5分+180℃20分)
食欲をそそる香りと作りやすさがTrès bien!
フランスでは付け合わせとして、食卓に登場することが多いそうですが、じゃがいもの食物繊維とビタミンC、乳製品のタンパク質と脂質で、バランスのとれたお夕食のメインになりますね。
仕事も恋も忙しいパリジェンヌが平日夜にオーブン料理を作るかはさておき、白ワインをあおりながら薄切りじゃがいもを一枚一枚並べる作業は贅沢な時間かもしれません。
~美食の町リヨン~
ローマ帝国のガリア属州の植民市ルークヌドゥムとして古代からの物資の集散地。
中世には市の立つ町としてヨーロッパでも有数の交易地として栄えたとのこと。今回挑戦したGratin dauphinois以外にも、Andouillette(アンドゥイエット)という豚の内臓入りソーセージやQuenelle(クネル)という魚のすり身を丸めてオーブンで焼いたものなど、たくさんのおいしいもので溢れているらしい。いつか行ってみたい!
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